AirKamuy X-1
長航続距離・高ペイロードを実現するAirKamuyの初号機

Products

自社開発機体

X-1

X-1は、AirKamuyにおいて最初の開発を行っている機体です。
物流や捜索用途を想定した機体の技術実証を目的とし、設計を行いました。
現在各種試験飛行を行っています。

【基本スペック】
機体サイズ(離着陸時)  幅1880 mm × 全長1380 mm × 高さ955 mm
機体サイズ(水平飛行時) 幅3000 mm × 全長1380 mm × 高さ650 mm
機体重量(バッテリー込み)15 kg
最大搭載可能重量 10 kg
最大飛行可能時間 150 min
最大飛行距離 120 km

【垂直離着陸可能】
「X-1」は垂直に離着陸ができ、飛行機のように滑走路を必要としません。

【長航続距離】
通常のマルチコプター型ドローンに比べ、省エネルギーでの飛行が可能なため、長時間・長距離の飛行が可能であり、2時間を超える飛行時間、100 km以上の航続距離を見込んでいます。

【高ペイロード】
10 kgの荷物を運搬すること、および投下することが可能な設計になっています。物流用途においての利活用が見込まれます。また、折りたたみ式の脚による地上における高さの確保と、胴体部を主翼上部に設置する構造により、機体下部に大きなペイロードを搭載が可能であり、既存の同程度の機体では困難な大きさの物資の運搬が可能です。オプションで物資投下機能をつけることも可能な設計です。

【夜間飛行対応】
必要な航空灯火とサーチライト、赤外線カメラを搭載していることで夜間も安全に飛行することが可能です。

【省スペース】
「X-1」は、垂直離着陸に対応しているため、滑走路を必要としません。さらに、主翼の折りたたみ機構を搭載しており、通常の固定翼VTOL機と比べ、省スペースでの離着陸が可能です。
離陸後安全な高度に達してから、翼の展開を行い、水平飛行に移ります。また、着陸時も安全な高度で翼を折りたたんだ後に着陸を行います。
主翼折りたたみ機構を搭載することにより、「X-1」離着陸時サイズは、長さ1.4m×幅1.9mであり、駐車場1台分のスペースがあれば離着陸が可能となります。
離着陸に必要なスペースが大きくなってしまうことが既存の固定翼VTOL機における課題であり、特に日本では問題になることが見込まれる発着スペースの確保の解決策となり得るものです 。

X-1H(開発中)

既存機体「X-1」にエンジンと発電機を搭載しハイブリッド化した機体です。
エンジンによる発電を組み合わせた効率的なエネルギー仕様で、より長時間飛行が可能になります。
2023年春飛行実証、2023年度内発売予定。

X-2(開発中)

主に物流を想定したペイロード50kg、最大離陸重量150kgの機体です。
X-1と同様に折りたたみが可能な固定翼を搭載し、高ペイロードと長航続距離を実現を目指しています。
2023年秋飛行実証、2024年度運用開始予定。

受託開発

AirKamuyでは、機体の開発力を活かし、受託機体開発も行っております。
お客様のご希望、用途に合わせた最適なドローンを開発いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。